オーラルフレイル ご存じですか？
お盆を過ぎましたが、まだまだ猛暑日が続きますね。
今回は、オーラルフレイルについてお話させていただきます。
フレイルとは、”健康な状態”と”要介護状態”の中間の状態を示します。
オーラルフレイルとは、オーラル（口腔内の）・フレイル（虚弱）＝口腔機能の低下を意味し、具体的には、歯の喪失・噛む力や飲み込む力の低下・舌の機能低下・唾液の減少などが挙げられます。
オーラルフレイルになると、栄養不足・誤嚥性肺炎・筋力低下・認知症などのリスクが高まることが分かっています。
オーラルフレイルの予防には、自宅で行うセルフケアと、歯科医院で行うプロフェショナルケアの両方の口腔ケアが重要です。
以下の9項目で3つ以上当てはまる場合には、オーラルフレイルの可能性があります。
① 自分の歯が20本以下
② 入れ歯やブリッジを使っている
③ 物がよく噛めない
④ 口が乾きやすい
⑤ 舌がよく動かない
⑥ むせやすい
⑦ 味覚が薄くなった
⑧ 食欲が落ちた
⑨ 話すことが聞き取りにくい
オーラルフレイルは、誰でもなる可能性があります。オーラルフレイル対策として、口腔体操もありますので参考にしてみて下さい♪