虫歯になるのは、歯磨きの不十分だけが原因?
10月に入り、昼間は暑いくらいの日もありますが、確実に秋を感じる季節になってきました。
今回は、虫歯関連のお話をさせていただきます。
虫歯になる原因は、歯磨きでの磨き残しが原因と考えている方は多いと思います。
勿論、間違ってはいないですが、実は、他にも原因があることをお話しします。
虫歯になる大きな原因の1つは、食生活習慣です。
ショ糖を含む食品(ジュースやチョコレートが代表的)をより摂取することで、虫歯になりやすくなりますが、間食の多さも問題になります。
図のように、食品を摂取すると、お口の中のphは酸性に傾きます。
その後、唾液の力で中性に徐々に戻り、歯が溶けるのを防いでくれます。
しかしながら、間食頻度が多いと、唾液の力が追いつかず、お口の中のphが酸性になっている状態が長くなってしまいます。つまり、虫歯になりやすくなってしまうということです。(引用:山口県歯科医師会)
間食をしない方が、勿論、虫歯になるリスクは低くなりますが、1日に1回など短い回数で、時間を決めて間食すれば、それほど虫歯になるリスクは上昇しないことになります。
飲料水も含めて、間食する回数・時間を意識してみて下さいね。
当院では、食生活習慣に関するアンケートも実施して、虫歯予防に努めています。