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フッ素塗布はいつから始めるの？

5月末になり、昼間は夏日になることも多くなり、暑くなってきましたね。 今回は、お子様へのフッ素塗布に関して説明させていただきます。 生後6ヶ月前後で乳歯が生えてきますが、親御様からよく聞かれる質問の1つに、 「フッ素は、いつから塗布したら良いの？」があります。 目安としては、上下の歯が4本ずつ揃う（合計8本）1歳半前後から塗布することがお勧めになります。 フッ素は、歯が生えてきて間もない頃に塗布することが効果が高いと言われています。 歯科医院で塗布されるフッ素の味が苦手なお子様には、家庭で使用できるフッ素（商品名：レノビーゴ）を、当院ではお勧めしています♪ レノビーゴは、0歳児から使用できる噴射タイプと、1歳児を目安に使用できる泡タイプの2種類があります。 泡タイプが苦手なお子様には、まずは噴射タイプを使用してもらうことをお勧めしています♪ 気になる方は、当院のスタッフまでお声がけ下さい。

令和の虫歯予防とは？

愛知県歯科医学大会（中部デンタルショー併催）の参加報告の最後は、講演の内容になります。 大阪大学歯学研究科 予防歯科学の天野敦雄先生の講演を傾聴しました。 とてもお話が上手な先生で、会場は満員御礼で、予定された80分の講演はあっという間でした。 タイトルは、「昭和の知識をアップデート、令和の最新のカリオロジー」でした。 「カリオロジー」とは、「虫歯学、ないしは虫歯論」という意味です。 虫歯を引きこおす菌の最新の情報や、歯磨剤などに含まれているフッ化物に関する使用方法など、非常に分かりやすくお話していただきました。 会場の参加者の多くが昭和生まれだった（笑）と思いますので、令和の知識に、少しアップデート（更新）できたと感じました。 講演で得た知識を、患者様1人1人のメインテナンス時の指導に生かせていければと思います♪ 天野先生、楽しくも貴重な講演をありがとうございました🎶