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タグ:#歯ぎしり

2024.03.29

子供の歯ぎしり

3月は寒い日が続いていますが、桜の開花のニュースをようやく耳にするようになりましたね♪ 今回は、お子様の歯ぎしりについてお話をさせていただきます。 親御様から、”子供の歯ぎしりが気になる”という質問をいただくことがあります。 大きな音を出しながら歯ぎしりをすると、心配になりますよね? 結論を述べると、成人後の歯ぎしりは問題になることがありますが、子供の歯ぎしりは基本的には問題ありません。 歯ぎしりの理由は、乳歯列の間(乳歯の歯並びの期間中)でも、顎の骨の中では、常に成長に合わせて永久歯(大人の歯)が動いています。 個人差はありますが、永久歯の動きで、わずかに乳歯列の噛み合わせに変化が起き、それに対して歯ぎしりで噛み合わせを調整しています。 生後8ヶ月頃になって上下の乳歯が生え始めると、歯ぎしりの音が出始める事があります。 そして、1歳くらいで奥歯が生えてきて、2歳半にかけて次第に乳歯が生え揃います。 その過程で、かみ合わせを整えようとして、歯ぎしりの回数が増えてくることがあります。 まとめると、 ① 生後8カ月くらいから歯ぎしりが発生する ② 歯ぎしりしていても、噛み合わせの調整をしていると考え、慌てて受診する必要はない ③ 稀に、歯がすり減ったり欠けたりすることもある   となります。 心配になられる方は、担当医まで遠慮なく質問して下さいね♪