ブログ

レントゲン撮影の種類

11月になり、紅葉シーズン到来の季節になってきました。 来週辺りから朝晩は特に冷えるようですので、体調管理に気をつけながら過ごしましょう。 今回は歯科医院で撮影するレントゲン撮影の種類に関して説明します。 歯科医院で主に撮影するレントゲンの種類は、主に2つになります。 歯全体を撮影するレントゲン（パノラマ）と歯の一部を撮影するレントゲン（デンタル）があります。 下の写真は、同じ患者様の歯全体（以下:パノラマ）と、歯の一部（以下:デンタル）を撮影した レントゲン画像になります。 同じ様な画像に見えますが、全体を大まかに診断する際にはパノラマを、詳しく診断する際にはデンタルを撮影する事が多いです。 パノラマ撮影することで、全体の何処に問題があるかをまず診断し、その後、デンタル撮影することで、最終診断していくことが一般的な流れになります。 レントゲン撮影は診断の有用な資料になりますので、撮影にご協力いただければ幸いです。

CAD/CAM（キャド・キャム）は知っていますか？

10月も下旬になり、朝晩は肌寒さを感じ、秋の気配を感じられるようになってきました♪ 今回はCAD/CAM（”キャド・キャム”と読みます）という材料に関してお話させていただきます。 CAD/CAMは、簡単に言うと白い被せ物です。 専用の機械で、白いブロックを削り出して製作する「詰め物・被せ物の総称」になります。 保険診療内で製作できる材料も一部あり、審美性も金属の材料より良くすることができます。 従来、保険診療内では金属(いわゆる銀歯)で治療していた部分に適用することも可能です。 つまり、今まで銀歯であった部分を白い材料にすることも可能になります。 （お口の中の状態によっては、適用できない場合もありますので注意が必要です） 写真は、奥歯の銀歯を審美性が気になるため、CAD/CAM（保険診療内）で新しく製作した症例になります。 治療前に選択肢に関してはしっかり説明させていただきますが、疑問に思う場合には、遠慮なくお聞きください。

待合室で歯科の情報を

9月末になり、まだ昼間は暑い日もありますが、夜は少しずつ秋の気配を感じるようになってきましたね♪ 今回は待合室に置いてある歯科情報誌の紹介です。 「せっかく歯科医院に来たのだから、歯科の情報を得たい！」という患者様には必見です！ 当院では、月1回刊行される歯科情報雑誌（nico）を待合室に置いています。 歯科医療従事者向けではなく、患者様向けの雑誌のため、診療の際の説明に利用させてもらうこともあります。 今月の特集は、「骨粗しょう症」の方への歯科受診における注意事項です。 お子様から高齢者の方までの幅広い話題を提供してくれている雑誌ですので、是非当院に来院された際には、ご一読していただければと思います。

2023.9 衛生士の勉強会

9月になりましたが、まだまだ昼間は暑い日が続いています。今年も残暑は厳しそうですね・・ 先日、医院で定期的に行なっている衛生士の勉強会がありました。フリーランスの衛生士に当院に来てもらい、講義と実習を行なっています。 今回は、お口の中の写真（口腔内写真）の撮影練習・歯石除去の練習・効果的な着色（ステイン）除去方法を中心に学びました。 お互いに患者様役になることで、より快適に施術を行う（痛みを極力少なくする）ためには、どうしたら良いかを考えることができます。 当院は子育て中のママさん衛生士も多く、出産によりブランクがある衛生士も多いため、実習を行うことで不安が解消されるようです。普段の診療における疑問点や質問も積極的に出て、講師の先生の意見も傾聴して、有意義な時間になりました♪ 講師の森先生、今回も楽しく学ばさせていただき有難うございました。

スポーツ用マウスガードを作製しませんか？

お盆を過ぎても、暑い日が続いていますね。 今回はスポーツ用マウスガードの紹介をさせていただきます。 人と人が接触するスポーツを行う際に突発的に起きてしまうのが、「歯の外傷」になります。 （例えば、前歯が折れたり、歯が脱落してしまったりする状態です） そのような外傷から歯を守ってくれるのが、スポーツ用マウスガードになります。 スポーツ用品店でも簡易的な物は売られていますが、適合に問題があることが多いです。 そのため、歯科医院でカスタムメイドで製作するスポーツマウスガードの装着が推奨されています。 当院では、競技時に、異物感が極力少なく使用しやすいスポーツ用マウスガード作製を心がけています。 お子様から成人の方まで対象年齢は幅広いですので、電話でのお問い合わせも含め、お気軽にご相談下さい。

ビーバー通信６７号

　今年も早いもので、あっという間に7月になりました。中部地方は、４日は各地で気温が上昇し、愛知県、岐阜県の各地で今年一番の暑さとなりました。名古屋市、岐阜市で今年初の猛暑日となりました。また、世界気象機関は、同じ４日に、南米ペルー沖の海水温があがる「エルニーニョ現象」が発生したと発表しました。世界気象機関は、世界的な気温の高止まり傾向は続いており、今回のエルニーニョ発生で気温がさらに上昇する条件が整ったとみています。今年も暑い夏になりそうですね。水分をこまにめとって水分補給し、熱中症には、十分注意しましょう。 歯　周　病 歯周病の「歯周」とは、歯を支えている４つの組織のことを指します。 　①歯肉(歯ぐき) 　②セメント質(歯の根の表面)　 　③歯根膜(歯と骨のをつないでいる薄い繊維状の組織) 　④歯槽骨(歯を支える骨) 健康な歯周組織は、この４つの組織にまったく異常がない状態です。歯肉はきれいなピンク色をしています。出血したり、しみたり、違和感を覚えたりすることはありません。しかし、歯磨きを行わなかったり、歯並びなどの理由で磨き残しが生じたりしやすい場合は、歯と歯肉の境目に歯垢(プラーク)がたまりやすくなります。その結果、歯周病の原因菌が繁殖し、歯肉に炎症が起き、歯肉の腫れや出血が起きやすくなります。この状態を歯肉炎といいます。しかし、歯磨きで歯垢が除去されないままになると、歯肉に起こった炎症が他の歯周組織にも進んでしまいます。この状態が歯周病と呼ばれる状態です。　　 歯周病の治療には、最大の原因であるプラークの除去、特に歯周ポケット付近のプラークの除去が重要です。毎日のセルフケアの徹底と、生活習慣の改善が大切です。自分自身が意識して口腔のケアに取り組み、継続させることが重要になります。 　以下省略．．．．．． ビーバー通信６７号は、当医院受付でお渡しをしております。 是非、ご覧ください。

お口の中の写真撮影

毎日、梅雨空の日が多いですね。 九州を中心に、大雨の被害が出ていますので、油断せず過ごしたいものです。 今回は、”お口の中の写真撮影”に関してです。 当院では、衛生士が中心となって、お口の中を撮影する練習を行っています。 「口腔内写真」と歯科の分野では、呼ばれることが多いです。 レントゲン写真は、専門的な知識が必要な内容が多く、患者様に説明する際に、なかなかイメージが掴みにくい資料だと思います。 口腔内写真は、清掃が行き届いていない部位の説明や、治療前後（途中経過も含め）の説明を行う際によく使用します。 実際のお口の中の写真のため、患者様もイメージが掴みやすく、「自分の口の中って拡大すると、こんな感じなんだ・・・」と、ビックリされる患者方もいます。 患者様への説明に必要な資料のため、適宜、撮影に協力いただければ幸いです。

先端が付け替え可能な歯間ブラシ

6月下旬になり、梅雨空の日が多いですね。 梅雨時期でも昼間の時間帯には、熱中症のリスクが高まります！水分補給を忘れないようにして過ごしましょう！ 今回は、先日から当院で導入した新しい”歯間ブラシ”を紹介します♪ GC社製のルシェロ（歯間ブラシ）になります。 特徴としては、先端の毛先を交換することができます。 一度ハンドル（手元の部分）を購入していただくと、それ以降は先端のブラシの交換のみで対応できます。 全ての毛先サイズ（歯間ブラシの太さ）に付け替え可能です！ 歯間ブラシの選択で迷われている方は、是非、一度使用をオススメします♪ 適切なサイズをスタッフがお勧めしますので、遠慮なくお声がけください。 歯間ブラシを使用して、歯周病予防をしていきましょう🎶

ビーバー通信　６６号　（２０２３年５・６月）

　今年のゴールデンウィークは、どのように過ごされましたか。新型コロナウィルスの影響でこの３年間は、おおむね自粛生活を強いられていましたので、お出かけになられた方もきっと多いと思います。テレビなどでは、観光地、行楽地が多くの家族連れ・観光客でにぎわっている様子を伝えていますが、あまりの混雑ぶりにビックリしてしまいます。愛知県は、平日に学校を休んで家族と「自主活動」ができる「ラーケーションの日」の導入を進めています。各家庭の休みが分散することで、観光産業の繁忙期と閑散期の差が平準化されると見込んでいます。休みが分散してとれる社会になると良いですね。 歯医者さんでの予防歯科 　　 　毎日のセルフケアと歯科医師・歯科衛生士などの専門家によるプロフェッショナルケアの両方で歯と口の健康を守ることを「予防歯科」といいます。自分の歯の状態を知り、日頃のセルフケアができているかを確認するために歯科医院でのチェックを受けましょう。 検診 : 歯と口の状態を確認。歯の清掃状態・歯並び。 レントゲンでの検査 : 歯と歯との間の虫歯、歯を支える歯槽骨の状態。 染め出し・クリーニング : プラークを歯垢染色剤で染め出して汚れをチェック。専門的な器具を用いてクリーニング。歯磨きでは落としきれない汚れも除去。 一人ひとりにあった歯みがき指導 : 歯ブラシの選び方・持ち方。ケアアイテムの紹介 (フロス・歯間ブラシ)。 詳しくチェック : 歯と口の健康を総合的に判断。日々の生活習慣や食習慣のアドバイス。 実は、子ども以上に虫歯が多いのが大人です。20代以上の90％以上が虫歯を経験しているデータもあります。 大人こそ虫歯予防が大切です。虫歯予防はもちろん虫歯や歯周病などの早期発見・早期治療もプロフェッショナルケアの役割です。 年に２～３回は、歯科医院でのチェックを受けましょう。 　　　　　　　　　　　 　　参考資料 歯の学校　60号 より ．．．．．(以下省略)

手術時のアシスト練習

初夏の陽気もあり、暑い日もありますが、気持ちの良い日が続いていますね♪ 梅雨前の過ごしやすい期間のため、旅行の話をされる患者様が最近では多いです♪ 先日、当院で定期的に行なっている衛生士の勉強会がありました。今回は、手術時のアシストを中心に講義および実習を行いました。当院では、患者様と相談して歯茎の手術（歯周外科）をすることがあります。 手術の流れや、器具の細かい扱い方、患者様への声がけなど、色々な注意点を学ぶことができました。 歯茎の手術は、1時間以上かかる手術がほとんどのため、患者様にとってストレスのかかる処置になります。そのストレスを少しでも軽減できるように、今後も取り組んで行きたいと思いました。

入れ歯用のブラシをご存知ですか？

GWも過ぎて、初夏の陽気の日も多くなってきました。 昼間は暑い日も多いので、熱中症にはくれぐれもお気をつけ下さい。 今回は、「入れ歯用のブラシ」を紹介します。 皆様は、入れ歯（義歯）専用の歯ブラシがあることは、ご存知ですか？ 患者様の中には、入れ歯用のブラシがあることを知らない人も多く、”入れ歯用洗浄剤を使用すれば清掃は大丈夫”と考えている方もいます。 当院では、入れ歯用洗浄剤だけに頼らず、ブラシを使用して清掃することが大切と考えています。ブラシをかけずに入れ歯用洗浄剤のみを使用しても、あまり効果がないためです。 また、通常の歯ブラシで清掃すると、歯を磨いた際に使用した研磨材が残っていた場合に、入れ歯を傷つけてしまう危険性があるため、あまりオススメはしていません。 入れ歯用ブラシは柄が太く、高齢者の方にも持ちやすい設計になっています。硬さが異なる2種類の植毛があり、部位により使い分けます。 入れ歯用ブラシと洗浄剤の両方を使用することが、入れ歯を清潔に保つことに有用です。 使用方法で分からない点は、遠慮なくスタッフまで聞いて下さいね♪

2023.4 衛生士の勉強会

大型連休が近くなってきましたね♪ 今年はコロナウイルスによる行動制限もないため、お出かけを予定している方も多いと思います。感染対策も意識しながら、休みを満喫しましょう🎶 先日、当院で定期的に行なっている衛生士の勉強会がありました。 講師の衛生士さんに当院に来てもらい、基礎的な実習を中心に手技の習得に努めています。 前回の内容を復習しつつ、新しい分野の内容も少し取り入れつつ、バランス良く学ことが出来たようです。講義の中では、「なぜ自分が歯科衛生士の道を志したのか？」を発表する機会もあり、他のスタッフの意見を聞ける充実した1日になったようです。 今日の内容を明日からの診療に少しでも生かせるように実践していこうと意識に改めてなりました。講師の森先生、有難うございました♪